2011年 09月 26日
ユーロの凋落 |
ユーロが下落している。
前から気になっていたストロスカーンのアメリカでの逮捕劇。
ストロスカーンが唯一のまとめ役だったギリシャ危機。今は誰もまとめ役がいなく、解決の糸口がつかめない。
ふと昔読んだ記事を思い出す。
イラクにアメリカが突入した真の理由は、イラクが原油の決済通貨にユーロを組み入れたからだと。
ニクソンショック以降のドルは石油が裏づけとなった。
その表裏一体だった原油=ドルのつながりが、ユーロによって断ち切られようとしていたとすれば、
ユーロの凋落はまさにアメリカのドルによる逆襲、鉄槌だったのでは。
あくまで世界の基軸通貨はドルであると世界に知らしめるために。
米国債の購入を支え続けるために。
もしこの推測があたっていれば、ユーロの不安定さを世界に認識させるレベルまで一旦落とされるのではないか。一方でドルは緩慢に下落する。輸出支援のため。
となれば、緩やかなドル回帰? EUがもたなければ新興国バブルももたないだろう。となれば、ドルへの回避が起こる。
日本円は身動きが取れない。 ドルペッグにするか、さもなくばじっとするしかないのではないか。
前から気になっていたストロスカーンのアメリカでの逮捕劇。
ストロスカーンが唯一のまとめ役だったギリシャ危機。今は誰もまとめ役がいなく、解決の糸口がつかめない。
ふと昔読んだ記事を思い出す。
イラクにアメリカが突入した真の理由は、イラクが原油の決済通貨にユーロを組み入れたからだと。
ニクソンショック以降のドルは石油が裏づけとなった。
その表裏一体だった原油=ドルのつながりが、ユーロによって断ち切られようとしていたとすれば、
ユーロの凋落はまさにアメリカのドルによる逆襲、鉄槌だったのでは。
あくまで世界の基軸通貨はドルであると世界に知らしめるために。
米国債の購入を支え続けるために。
もしこの推測があたっていれば、ユーロの不安定さを世界に認識させるレベルまで一旦落とされるのではないか。一方でドルは緩慢に下落する。輸出支援のため。
となれば、緩やかなドル回帰? EUがもたなければ新興国バブルももたないだろう。となれば、ドルへの回避が起こる。
日本円は身動きが取れない。 ドルペッグにするか、さもなくばじっとするしかないのではないか。
by i061411
| 2011-09-26 22:43
| 私的見解